発達障害

発達障害

自閉症スペクトラム障害(自閉症、アスペルガー障害)とは

知的障害と話し言葉の遅れはありませんが、自閉症的な症状(特的の物事に対するこだわりが強く、社会性やコミュニケーション、抽象的な事柄に対する理解が苦手、など)が見られます。
感覚が過敏である人が多いのも特徴の一つです。育て方やしつけの問題ではありません。

  1. 診断基準
    1. 対人関係において交流する能力や意欲が欠けている
    2. 興味や関心が狭く、こだわりが強い
    3. 自分や他人、もしくは生活上で反復的な決まりがある
    4. 文語的な堅苦しい話し方や細かなことにこだわる言語表現、表面的にはよく熟達した表出言語などが見られる
    5. 視線が合いにくい、表情が乏しい、ボディランゲージのぎこちなさなど非言語コミュニケーションの苦手さがある
    6. 運動の不器用さ(神経発達検査の成績が低い)

以上の特性が幼少期から見られ、これらの特性が仕事や学校・家庭などの生活場面に支障をきたしていることが診断基準となります。

ADHD(注意欠如・多動性障害)とは

多動性、衝動性、不注意の3つの特性から、生活のしづらさを生むのがADHDです。
親のしつけの問題、と見られがちですが、しつけや育て方の問題ではなく、生まれつきの脳の発達特性が関係しています。
通常、小学校の高学年頃までには学校や家庭などの複数の場面で下記のような症状が複数見られます。

  1. 多動性:じっとしていられない、落ち着きがない。授業中や食事中もすぐに席を立つ。手足をそわそわ動かす、など
  2. 衝動性:出し抜けに答えたり、人の話に割り込んだりする。順番を待てない、友達にちょっかいを出す、など
  3. 不注意:ケアレスミスが多い。忘れ物や無くし物が多い。整理整頓や予定を組むのが苦手。すぐに気が散って集中力が持続しない、など

多動性は、子どもでも年齢とともに目立たなくなっていきますが、貧乏ゆすりなどの細かい動きやおしゃべりという形になることもあります。
衝動性に関しては、じっくり考えずに行動しがちで、交通事故にあったりお金の問題やギャンブルなどにのめりやすかったりとリスクの多い人生になることもあります。
不注意優勢型の場合は、症状が見過ごされたまま大人になるケースが少なくありません。

支援や治療について

カウンセリングの中で、それぞれの障害の特性について理解するための心理教育をしつつ、その特性に合わせた人付き合いや学校生活の送り方、進路、働き方などについて共に考えていきます。
そのために、心理検査を行うこともあります。
また、お困りの特性や症状について、ご本人だけでなく、ご家族も一緒に考えていけると二次障害の予防や早期治療に繋がりやすいでしょう。

生活の中で特性による困った行動がある場合は、その行動の変容を目指してソーシャルスキル・トレーニングや認知行動療法などを行なっていきます。

また、発達障害の特性により生きづらさを感じ、気分が落ち込んだり怒りの感情が治まらなかったり、時には強迫症状が現れたりすることがあります(二次障害)。
このような場合は、カウンセリングと並行して薬物治療を行うこともあります。

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